ご無沙汰のお詫びをボソボソ書いていた途中、誤って消してしまいました。やれやれ。 昨年良かったものをとりあえず商品名だけ。後で感想追加するかも。町でうわさの天狗の子 5 (フラワーコミックスアルファ)作者: 岩本ナオ出版社/メーカー: 小学館発売日: 20…

日米安保というのは沖米安保なのだ、と改めて思わされた本です。 帝国アメリカと日本 武力依存の構造 (集英社新書)作者: チャルマーズ・ジョンソン出版社/メーカー: 集英社発売日: 2004/07/16メディア: 新書購入: 4人 クリック: 11回この商品を含むブログ (1…

ナポリタンというだけで

懐かしいというか、ちょっとさえない感じもするのに沖ナポリタンとは。 いいかげんに暑いよというわけで、沖縄料理を食べてきました。宮古島出身であるお店のご主人の創作が加わった沖縄料理ということで、ゴーヤチャンプルも鶏レバーと一緒に炒めたものがあ…

『ワンダーワード』

新刊で面白そうな本があるととりあえず図書館で探してみるのですが、予約を入れてしばらくするうちに「これ、なんで予約したんだっけ?」ということがままあります。区の予約システムで表示されるのは書名だけなので。 最近では柴崎友香の対談集『ワンダーワ…

最近の断片

金曜日の深夜、恋人が酔って電話をかけてきました。終電を逃したんですって。じゃあ、ということでうちに来るついでに飲み物を買ってきて貰うよう頼みました。恋人がうちに着いたのは夜中の1時半ぐらいでしたか、で「ふたりで食べようと思って〜」と渡された…

楽しい終末

やや短いとはいえGWでしたが、皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか。島に行きたいなあなどと思っていたのですが、事情により遠出はできなくなってしまったため、たっぷり家で過ごす時間が出来ました。 ので、バルサンしました。 ゴキブリは見たことないん…

私たちには『山月記』があるとはいっても

実際、うんざりさせたことと思う。ただ詫びるしかない。 新じゃが、スナップエンドウ、春キャベツ、モロッコいんげん。料理らしい料理をする気力がなく、ただ蒸してたれをあれこれ変えて食べている。蒸籠だと木の香りがぷんとするのが気持ちいいけれど、それ…

花びらのゆくえ

先々週の日曜日に六義園でお花見をする予定だったのですが、雨ですっかり流れてしまいました。残念。 ところで会社からの帰りは南北線の駒込駅を使うのですが、ここに最近こまごめ文庫という本箱が置かれています。ちょこちょこ新しい本は置いてあるのですが…

O-ha-ka

先日会社の外国人に「お彼岸っていつからいつまで?」と聞かれて「さあ、よく知らない…」と答えて呆れられてしまいました。 だってお墓参りに行った記憶がないんだもん。 もしかして都合よく忘れているのかしら、と思い姉に聞いてみたら「確かうちにはお墓な…

運慶が生きていた理由

運慶作と見られる仏像がクリスティーズに競売にかけられて宗教団体に落札されたとのこと。この仏像が紆余曲折の末海外オークションに出品されたことを知らないまま、美術品の贋作作りにまつわる小説を読んでいました。さすがに今度の仏像が贋作だとは思わな…

近況

やや、またお久しぶりです…。とりあえずメモだけ残しました。 もう桜の季節だなんて、早いものです。今年は六義園のライトアップで見てきます。着込んでいかなきゃあ。 追記。同じく六義園で夜桜見物を予定されている方は汚れても構わない足元がお勧めです。…

ウェヌスの頃

春だし前髪ぐらいは作ろうかと美容院に行ってきました。デジタルパーマは時間がかかるけれど、のんびり本が読めるのが嬉しい。今回は村田喜代子の『夜のヴィーナス』、女性讃歌の短編集とのこと。 夜のヴィーナス作者: 村田喜代子出版社/メーカー: 新潮社発…

春のまんが祭り

少し前のことですが、とにかく何も手につかない時期があって漫画ばかり読んでいました。そのため感想の覚え書きです。 フラワー・オブ・ライフ (4) (ウィングス・コミックス)作者: よしながふみ出版社/メーカー: 新書館発売日: 2007/05/25メディア: コミック…

トンネルの向こうに光は見えるか

離れてから親しくなる、ということが時々あって。 久しぶりにお会いした前職の人たちと飲み食いをしてきました。当時は聞けなかった噂などに驚き。いやはや、社内結婚が多ければそれ以外にも色々とあるわな。 その他にもいろんな話をしつつ聞きつつ。ご主人…

『にんげんってたいへんだね』

私が利用している図書館には入ってすぐに絵本コーナーがあって、稀にパラパラめくってみることがあります。 題名通り、人間になりたいというこぐまに魔法使いのくまのおじさんが「人間になると、こんなに大変なんだよ」と教え諭す、というお話です。おじさん…

『オリヲン座からの招待状』

綺麗すぎるとあまり好意的に受け止められていないようですが、私には泣けました。 時折、登場人物たちを包む光にあざとさがなく、美しかった。口惜しかったこと、届かなかったこと、失われたこと。それもすべてあの恩寵のなかにあると思えば慰められるかもし…

なにげなく改札を出たけれど

一月近くも前の話で恐縮ですが(これを書いたのは2月)、二泊三日で京都に行ってきました。 特に何かを目的にした旅行ではなかったのですが、最初に行ったお寺で狩野派の絵画が年月を経て退色してしまいほぼ頭部しか残っていないような状態に出会って初めて…

『私たちがやったこと』

先日、ディズニーランドに行ってきました。ナイトメア好き(ホーンテッドマンションが期間限定でナイトメア仕様になっていたんですね)の連れのたっての希望と、無料のチケットがあったので。私はそれほどテーマパークに興味がない人間なので、15年ぶりぐら…

『建築は詩』

建築は詩 建築家吉村順三のことば100 [ 吉村順三 ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > 資格・検定 > 技術・建築関係資格 > 建築士ショップ: 楽天ブックス価格: 1,728円 吉村順三という建築家を私は全く知らないのですが、彼の言葉を集めたというこの本の題名に…

後任が決まりました

…前回の日記は8月ですか(呆)。 とりあえず、元気です。ヘコヘコ働いております。休みはあんまりないです。 何から書けばいいかよくわからないので、とりあえずまたメモ書きから。 やっとこさごはん鍋を買いました。独りもんには保温機能は要らないので、お…

Memento mori.

医療崩壊―「立ち去り型サボタージュ」とは何か作者: 小松秀樹出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2006/05メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 180回この商品を含むブログ (147件) を見る 虎ノ門病院の泌尿器科の先生が執筆された本。 立ち去り型サボタージ…

Otona, but Kawaii Nippon

今日はいつも通り仕事だったのですが、お昼にちょっと外へ出たら暑いなんてものじゃなかったですね。というより熱い。しかも逃げ場のない熱さ。なのに靖国近辺はものものしく警備をしていて、そうか今日は敗戦記念日だったと気づきました。 そんな話を電話で…

気になる部分とねにもつタイプ

というのは私のことでは(多分)なくて、こういう本を読んだという読書メモです。一昨年ぐらいに話題になったらしいエッセイであります。 著者はアーヴィングなどの現代アメリカ文学の翻訳をしている方で、『ねにもつタイプ』のあとがきで「けっして私本人が…

民は愚かに保て

選挙の結果が出ましたね。前評判通り自民大敗民主躍進でしたが。 昔、選挙の開票業務のアルバイトをしたことがあります。 これが案外誤字脱字が多いのですね。 例えば、 民主堂 (党と堂を間違える人は少なくなかった) イエスまたよし (…いや、わかるけど…

『キスなんてだいきらい』

靴を左右履き違えたり、服を前後反対に着ることが多い子どもでした。 姉は注意されるとすぐに直したというから、そういうところに全く無頓着な性格なのでしょう。それは長く続いて、中学生や高校生の頃も襟が内側に入っているなんてことがよくありました。気…

堂々巡りの果ての朝に

うずくまっている人の背中に鍬か鋤かなにかを振り下ろす真似だとか、 植木鉢をベランダから落として粉々にしてしまったりだとか、 足元がおぼつかないと感じていた時に美しい音楽を美しいと思えて本当によかった。 それだけを繰り返し、頼りにしていました。…

あなた任せなバトン

はなさんちから頂いてきました。 こういうニッチなことって誰も聞いてくれないので、つらつら書くのは気持ちいいです。 チョコは明治のガルボ。 ポテチはのり塩かなぁ? カールはよくわからない。 せんべいは豆が入っていると嬉しい。 缶コーヒーは飲む機会…

禁断のプレイ

いきなりこんな話で恐縮だけど、家のトイレには便座カバーをしません。 便座カバーを履かせるのがオムツをさせているかのようで不快だからなのですが、ふと誰に対しておむつプレイをしている気分になっているんだろうと思いおむつプレイで検索してみたら、出…

近くにありて

先日のお昼にラーメンを食べてきました。チャーシューが柔らかく独特の風味もあっておいしかった。八角が入っていたのかな?煮玉子もスープもとろりとしていてまた食べたくなりそうです。 でもねぇ、その店すごく並ぶんですよ。勤務地を言うとああ、近くにお…

そろそろはじめましょうか。

もう半年以上間があいてしまいましたが、それでもぽつりぽつりと来てくださる方がいらしたようで なんとかまた書きとめていこうと思います。 停電の夜に (新潮クレスト・ブックス)作者: ジュンパラヒリ,Jhumpa Lahiri,小川高義出版社/メーカー: 新潮社発売日…