2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ウワーン!

今週はなぜか強烈に眠くて、週の前半は仕事以外ずーっと眠り込んでいる状態でした。 休養が必要だったのかもしれないけど(しかし疲れているという自覚はなかった)、さすがにとても損した気分です。 しかも踏んだり蹴ったりで今日は流しに醤油さしのふたを…

 『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』

この監督(アキ・カウリスマキ)の映画を観ているとこの人は本当に音楽が好きなんだな、と思うのですが、こういう楽しい音楽映画も作っていたんですね。 題名だけでは何のこっちゃという感じですが、レニングラード・カウボーイズという極寒の地ツンドラのバ…

 『過去のない男』

記憶を失くして名前すら思い出せない男がゼロから重ねていく日常の物語。 観ていたらなぜかテーブルに一列についた人々がコップの水を順番に手渡して飲んでいくようなところを思い浮かべました。 コップはくすんでひびが入っているし、当然水もミネラルウォ…

 『ノスタルジア』

『父、帰る』を観て以来ロシア映画とはどういうものだろうと気になっていたので、それほど間があくことなくタルコフスキーを観ることができたのは幸運でした。どんな場所、どんな場面を映しても詩情が溢れていて美しいの一言…台詞は難解で抽象的ですが、なぜ…

タイフェスティバルほか。

毎年代々木公園で行われるタイフェスティバルに行ってきました。 といっても基本的に屋台のタイ料理を食べるだけのゆる〜いお祭りです。 ゴムみたいな豚角煮にはぼったくられたけど、他はほぼはずれなし。豆乳とバイマックルー(こぶみかんの葉…らしいです)…

 『サーカス』

サーカスという言葉から連想されるような哀しく、悲惨な物語か…と身構えていたのですが、ロバに追い回されたりとチャップリンが行く先々で絶対何がしかが起こるのでおかしくっておかしくって!チャップリン作品の中では一番笑えるかも。そのかわり綱渡りは……

 『ライムライト』

一人の人間、それも喜劇王チャップリンの生き方を映画で体現したという点が素晴らしい。 人生訓的な台詞も多く、そのため否定的な意見もあるようですが、私にはひとつひとつの言葉が胸につまりました。 最後のキートンとの共演は凄みがありすぎて笑うどころ…

ギンレイにて『ボン・ヴォヤージュ』、『恍惚』の二本を鑑賞。 かなり久しぶりにジェラール・ドパルデューが出演している映画を観たのですが、かの人の有名な鼻、大きいのは知ってましたけど鼻の頭の中央にうっすら筋が入っていたとは!…ケツアゴならぬケツ…

 『黄金狂時代』

これは20年前…とは言わないけど、かなり昔に観た記憶があります。 というか、あの靴のシーンが忘れられないというのが正解かも。 当時静岡に住んでいたのですが、懐かしい再会を果たしたような気持ちで観ました。 ちなみに客の入りは思ったほどではなかった…

  『殺人狂時代』

かの有名な「一人を殺せば殺人だが、百万人を殺せば英雄になれる」は知っていましたが、 チャップリンはこういう映画も撮っていたのですね。ちゃんと笑いどころもあるけれど、すごくブラックです。 チャップリン自身のメランコリーを想像してしまい、切なく…

 『だれが「本」を殺すのか』 佐野眞一

著者の評判は聞いていたのですが、残念ながら大方のところで同意せざるを得ないです。 生協の「良書志向」を腐すかと思えば、漫画やベストセラーまで幅広く収集する図書館を蔑むようなことを平気で書いちゃうんですよね。 そういうあなたは良書と悪書の基準…

お久しぶりです

いつの間にか1ヶ月書いていなかったんですね。 なんだか書いていることが前後してblogなのか日記なのか よく分かりません。気にしてないですけど。 GW前半は実家に戻っていたのですが、リキ(実家で飼っている犬です)が舌をちょこっと出しっぱなしにしてい…