『建築は詩』



吉村順三という建築家を私は全く知らないのですが、彼の言葉を集めたというこの本の題名に惹かれるものがあり手に取りました。「本当にいいもの、品のあるものは、『必要なものだけ』で構成されていることが多い。」など、すべてが簡素かつ力強くまとめられており、あらゆる場面において尺度となりうるものです。文章に添えられたスケッチも素晴らしいの一言。