なにげなく改札を出たけれど
一月近くも前の話で恐縮ですが(これを書いたのは2月)、二泊三日で京都に行ってきました。
特に何かを目的にした旅行ではなかったのですが、最初に行ったお寺で狩野派の絵画が年月を経て退色してしまいほぼ頭部しか残っていないような状態に出会って初めて、
優れた伎量を持つ人の手で生み出された美が失われつつあったこと
そしてそれを目撃したこと、
が旅をする(ひとつの)意味なのだと唐突に感じました。
不精なので旅行には滅多に行きませんが、またどこかに出かけてみたくなりました。
時間が押してしまったせいで自分へのお土産が漬物しか買えなかったしさ。