■

　今更ながら、ツイッター始めました。アカウントは@bwlipsandhandsです。まだガラケーということもありますが、ツイッター始めたからといって「どこそこなう」などとマメにつぶやくことはないと思われます。それでもご興味あれば是非のぞいてやって下さい。

■

　同じ事がまた起こったら潰れてしまうかもしれないと思った出来事があり、それから半年以上も経った先日、関係者とお酒を飲みに行ってきました。

　楽しかったです。笑い過ぎて涙が出る始末。

　仕事より辛いことなんぞいくらでもあるけど、ここまで来れたという感慨じみたものがありました。

　しかし店名に鳥と入っているのに魚が売りという居酒屋で一番おいしかったのはコロッケだったのは妙だのう。

■

　ラメリックという、マニキュアとかジェルとかでではなくて素の爪を美しくするというふれこみの爪サロンがあるのですが（行ったことはなし。平日夜と土日はもう新規予約不可だったはず…）、サロン専売？だったオイルがなんとAmazonで買えるようになってる。有難い。しかも送料無料！

　ここのマカダミアナッツからつくられるマカダムユイールというオイルが「焼き立てパンのような香り」という触れ込みで、ついつい取り寄せてしまったのですが、濃いめで優秀なオイルです。実際の香りは…やっぱり香ばしいナッツの香り、だと思うけれど。どちらにせようまそげな香りです。一時指先がボロボロになってしまったので、ほんとうに助かりました。また追加で買っておかねば。

マカダムユイール[オーガニックネイルオイル]40ml

イタリアンバル UOKIN

　メニューはそんなに多くないけど、確かに安いです。突き出しでパンがどっさり出ます。ので、食べすぎ注意。

　ちなみに私がお手洗いで席を立っている間、連れが歯にはさまった食べ物を取ろうと口をムニャムニャしていたら、隣の席に座っていた女の子*1が「あのー、これよかったら使ってください。今なら彼女さんもいないし」と言って爪楊枝をくれたそうです。

　食事後、連れに「お前には女子力が足りない」とお叱りを受けたのは言うまでもありません。
　

イタリアンバル UOKIN 新橋店

*1:もちろん見知らぬ人。その時は独りで、後で彼氏が来てました。

『癌だましい』

　がん＝死に至る病ではないけれど、それでもがんになるということは精神的な意味合いにおいて死刑宣告も同じなんだろうなと思います。以前生保のコールセンターで仕事をしていた時に、がん保険金の給付請求をしてきた男性と事務的なやりとりをしていたところ、ふと男性が「検診で要再検査になったからと深い考えもなしに病院に行ったら、肺がんになってしまった…」といったことを漏らしたのですが、かける言葉がありませんでした。

　でも、この『癌だましい』の主人公は「がんになった、かわいそうな人」という同情を一切拒否するような人物造形です。食べることだけが唯一の楽しみ、他の事はどれも満足にできないので職場の癌と呼ばれる程に。ところが、最後には彼女の猛烈な食欲に何かひれ伏したくなりました。見事です。

癌だましい

■

　服薬が終ったら、しばらくは薬を飲まなくていいという喜びを毎朝かみしめるんだろうなと思っていました。

　実際のところは、3日ももちませんでした。ホント喉元過ぎればなんとやら、ですね。治療終了直前まで抜け続けた髪もあっという間に元通りでした。元々髪の量が通常の3倍ぐらいあったのが「かなり髪が少なめ」になって、それはそれで楽しんでいたのに、またライオンみたいな頭になってます。

　ところで、ここ2年ぐらいで身近な人たちが立て続けに入院や手術をしています。どれも根治手術だったので今はみんな元気なんだけど、自分が病気をしてはじめて、その時の自分はあんまり優しくなかったと思いました。

　そういうことをつらつら考えていた時だったから、

「それでもじっとしていられない、それで十分なんじゃないかな」

　という台詞が、胸に落ちた気がします。

海街diary 4 帰れない ふたり(flowers コミックス)

■

　無事半年間の治療が終了しました。あと2年経過観察ですが、薬をもう飲まなくてもいいのはうれしい。そこで、ちょっとしたお祝いをしてきました。

　神田きくかわのうなぎです。お、おいしかった…。