『町でうわさの天狗の子』

　天狗をお父さんに持つ天狗女子（高校生）のお話。昨年の文句なし個人的マンガ大賞です。『雨無村…』もいいけれど、ファンタジー色の強いこっちにハマりました。長嶋有のエッセイのタイトルにある『いろんな気持ちが本当の気持ち』という言葉を思い出します。あちこち散りばめられている小ネタも好き。狐やら狸やら兎やら動物もいろいろ出てくるので、ケモノ好きにも推奨します。

町でうわさの天狗の子 1 (フラワーコミックスアルファ)

　同時収録のお話がどうすることもできない感情を描きとめていて、切ないです。

町でうわさの天狗の子 2 (フラワーコミックスアルファ)

　おお、眷属（1巻で主人公の秋姫が「眷属になれるようがんばっとるかー」と言っているので、正確には眷属じゃないのかもだけど）の人間バージョンが！この巻には出てこないけれど、個人的には八郎坊のが一番好みです。ふふふ。

町でうわさの天狗の子 3 (フラワーコミックスアルファ)

　試験勉強中のタケル君、「これなんで数字の後ろに英語がついてるの」って…！いい子なんだけど、今後ちょっと心配…。

町でうわさの天狗の子 4 (フラワーコミックスアルファ)

　むべなるかなな展開。瞬ちゃんの天狗姿にドキッとしてしまった。つり橋効果？

町でうわさの天狗の子 5 (フラワーコミックスアルファ)

　おバカそうな（笑）新キャラ登場。モミジちゃんいい子じゃのー。八咫烏ストラップ私も欲しいぞ。