私たちになにができますか

antediluvian2005-07-10

以前どこかで書いた話ですが、もう一度話をさせてください。


ルワンダという国には馴染みが薄いけれど、ちょっとした思い出があります。
学生時代の語学の授業で、英字新聞の人権侵害に関係する記事を要約しなさいという宿題が夏休みに出ました。その時の私の担当が中東・アフリカ地域だったのです。
要約自体はそんなに長いものじゃなかったので最初はのんびり構えていたのですが、これがあるわあるわ…その時ちょうどルワンダでクーデターが起きて毎日大量の記事が掲載されていて、泣きました。


イスラエルでテロもあったな。
あとエジプトの洪水は友達に「それは違うんじゃないの?」と指摘されました。やっぱり?


今ではすっかり忘れてしまったけれど、時々思い出すのは「知らないから、見ていないからといって起こっていないわけではない」ということです。これを肌で感じたと思えたということが、一番の成果だったと思います。


だから、『ホテル・ルワンダ』は公開されたら観るつもりです。
http://rwanda.hp.infoseek.co.jp/index.html
こうして実際に働きかけてくださる方がいらっしゃるというのは本当に有り難く、また頭の下がることです。感謝。


そうそう、『ホテル・ルワンダ』を知った時、ルワンダの歴史を少しおさらいしました。
ルワンダの大虐殺があったのは1994年4月から6月。けれど、私が調べていた時期とは2年ほどずれがあります。手に負えないと半べそであきらめかけたあの夏も、歴史のなかではさほど重要ではなかったみたいです。