若尾文子特集

かねてから気になっていた若尾文子の映画二本立てを観てきました。



まず最初に若尾文子ご本人について。

いやー、きれいな人ですねぇ!今でも十分通用する可愛らしさ。

そしてせっけんのような肌に脂がのった腰まわり、まるいおなか…いいですねぇ。

「私をすき間なく、みっちり愛して」とは『卍』での岸田今日子の台詞であったけど、

この言葉はむしろ若尾文子を形容するのにふさわしいような気がします。



で、作品のほうですが、『卍』より『夫が見た』の方が良かったです(私には)。

『卍』の方は前半の展開がかなり唐突でおかしいです。

関西弁もあいまってかどうも「お芝居」感がぬぐえませんでした。

そのせいか劇場には時々笑いがもれていましたが…も、もしやもともとそういう映画ですか?



『夫が見た』も今から見ると非常にベタというか、つっこみたくなるところがいろいろあるのですが、60年代に理想とされていた夫婦・男女のあり方というものが感じられ興味深かったです。それにしてもなぜこんな題名なのでしょう?


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