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服薬が終ったら、しばらくは薬を飲まなくていいという喜びを毎朝かみしめるんだろうなと思っていました。
実際のところは、3日ももちませんでした。ホント喉元過ぎればなんとやら、ですね。治療終了直前まで抜け続けた髪もあっという間に元通りでした。元々髪の量が通常の3倍ぐらいあったのが「かなり髪が少なめ」になって、それはそれで楽しんでいたのに、またライオンみたいな頭になってます。
ところで、ここ2年ぐらいで身近な人たちが立て続けに入院や手術をしています。どれも根治手術だったので今はみんな元気なんだけど、自分が病気をしてはじめて、その時の自分はあんまり優しくなかったと思いました。
そういうことをつらつら考えていた時だったから、
「それでもじっとしていられない、それで十分なんじゃないかな」
という台詞が、胸に落ちた気がします。
海街diary 4 帰れない ふたり(flowers コミックス)
- 作者: 吉田秋生
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